【株主優待】優待品をもらうための銘柄選びで学んだこと
株主優待目的で買った株の優待品が届くようになりました。
しかし株主優待は株を買えばもらえるわけではありません。
株主優待目的で銘柄選びをする時に気づいたことを書きたいと思います。
株主優待とは
株主優待は企業が自社の株を購入してくれた株主に感謝の気持ちを込めて、企業の自社商品やサービスなどの優待品をプレゼントしてくれる制度です。
株主優待はすべての企業が実施しているわけではないのです。
それでも上場の企業のうち約1,500社程度が優待制度を導入しています。
その中で株主優待は各社によって違いがあるということ。
違いの中で自分に合う優待品を探すのは楽しくなります。
各会社の株主優待の違い
・会社によって優待品が違う
・保有数によって違う
・必要保有数が違う
・保有期間によって違う
会社によって優待品が違う
金券を配るところもあれば自社で扱っている自社製品やお米など各社によって違います。
現物支給なども多いのですが、優待券、金券、のような割引券などを実施している会社もあるので、
よく行くお店や利用する商品のサービスがあるとうれしいです。
株主優待を実施しているかどうか一度確認してみてみるといいですね。
保有数によって違う
優待品の内容は株式の保有株数などによっても違ってきます。
保有数が多いほど充実した優待品が頂ける企業もあります。
必要保有数が違う
株主優待の受け取れる必要な株数は会社によって違います。
最低投資単位の100株の保有でもらえる会社もありますが、優待品をもらうには300株以上だったり500株以上の保有が必要という会社もあります。
株主優待銘柄に投資をするときは、優待品の受け取りに必要な株数を確認しておくことが大切ですね。
保有期間によって違う
銘柄によっては長期継続保有の期間によって優待内容がアップする会社もあります。
優待内容がアップする例
2282日本ハム
「2282日本ハム」では500株以上を3年以上継続保有で優待商品(グループ商品)が7,500円相当になります。
5年以上で10,000円相当にアップグレードしちゃいます。
2802味の素
「2802味の素」では100株以上を半年以上継続保有の株主を対象に株数に応じてグループした商品詰め合わせセットを実施しています。
さらに1,000株以上を3年以上継続保有の株主にはセット内容がアップグレードしちゃいます。
3048 ビックカメラ
「3048 ビックカメラ」では100株保有で年間3,000円分の買物優待券がもらえます。
1年以上の継続保有で年間4,000円分、2年以上の継続保有で年間5,000円分に優待内容がアップします。
このように優待は各社によって違いがあるので自分が欲しい優待品を見つけて選んだ銘柄に投資ができますね。
しかし株主優待は株を買えばすぐもらえるわけではないようです。
どうすればもらえるのでしょうか。
株主優待をもらうために
・必要な株数を保有する
・決められた期間の保有
株主優待をもらうには権利付き最終日までに保有
株主優待をもらうには、権利付き最終日までに株を購入する必要があります。
株主優待を受け取るには、各企業が決めている権利確定日に株主として株主名簿に記載されていなければいけません。
株式は買付してから受け渡されるまで2営業日かかります。
権利付き最終日の翌営業日を権利落ち日といい、それ以降に株式を購入しても株主優待を受け取ることはできません。
権利確定日とは
株主がその銘柄を保有することで株主の権利を得ることができる確定日の日のことを言います。
権利付き最終日とは
権利確定日の2営業日前のことを言います。
*ネット証券では、株主優待実施企業の権利付き最終日や権利確定月が掲載されているので、確認してから購入するといいですね。
必要な株数を保有する
優待品を得るには各会社の指定する必要枚数を保有してなくてはいけません。
必要な株数を権利付き最終日までに購入し翌日まで保有している必要があります。
決められた期間の保有
優待品を得るには各会社の指定する期間を保有してなくてはいけません。
その期間は各社によって様々です。
半年以上の保有期間もあれば、権利確定月の2回以上の保有などの会社もあります。
*権利付き最終日は企業によって異なりますので、お目当ての優待がある場合は、必ず確認しておく方がいいです。
株主優待目的で優待品から購入する株を探していた時に気づいたことなんですが、
株主優待で気づいたこと
・優待品の内容が悪くなる
・廃止になることもある
優待品の内容が悪くなる
優待品の内容が以前よりも悪くなる場合があります。
この優待品が欲しいと思って優待目的で株を購入したはずなのに以前よりも優待品の数か少なくなったり、期待外れの内容になったりすることもあります。
廃止になることもある
優待品の内容が以前よりも悪くなるだけではなく、今まであった優待品が急に廃止になることもあるのだと知りました。
株主優待では優待品の内容が以前よりも悪くなったり、廃止になったりすることもあるんですね。
内容が悪くなったり廃止などが発表されると投資家の多くが保有株を手放すため、株価が急落して大きく損をしてしまことになります。
そこで株主優待目的で、株を買うことになっても優待品以外にも注意して見なければいけないこともあるのだと知りました。
株主優待の銘柄選び方
・業績も確認する
・優待利回りも確認
業績も確認する
業績が悪化していると株価も下がります。
そして業績が悪いのに今までと同じような優待品が出せなく場合もあるからです。
優待利回りも確認
優待利回りが高すぎる銘柄は気を付けたい。
それは業績悪化などで株価が下がり、それなのに利回りが上がっている場合は危険です。通常は高くても4、5%ほどです。
それ以上高い場合は疑いの目で見たほうがいいかもしれませんね。
最後に・・
優待が減額されたり廃止されたりする可能性もないとは言えないのです。
優待目的だからといって、優待品だけで銘柄を選んではいけないということです。
なので企業の業績や将来性などもチェックする必要があります。
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私の今までの損益記録は別のブログで記録していました。