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特定口座源泉徴収(あり)と(なし)どちらを選べばいいのか、迷えば(あり)がおすすめ

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株を始めようとして証券会社に申し込みをすると口座の選択をしなくてはいけません。

証券会社で開設できる口座には「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」「一般口座」の3種類あります。

私はよくわからなかったので、簡単で便利という情報から、特定口座(源泉徴収あり)を選びました。

けど結局、特定口座(源泉徴収なし)に変更したんです。

それは配当金と株主優待だけをするつもりだったので、年間20万も利益が出るのだろううかと思った時に20万いかないのに税金を引かれるのはもったいないと思ったからです。

もし20万円に届いたとしても、私は自営業なのでどちらにしても確定申告をしなくてはいけないので、それなら特定口座(源泉徴収あり)よりも特定口座(源泉徴収なし)の方がお得なのではと思ったのです。

けど結局デイトレードも始めたので、20万円以上の利益が出てしまいました。

なのでまた特定口座(源泉徴収あり)に変更したのです。

 

最初にもっと理解していれば何度も変更しなくてもよかったのにと思います。

 

 

 

今回は「特定口座源泉徴収(あり)と(なし)どちらを選べばいいのか、迷えば(あり)がおすすめします。

 

 

証券会社で開設できる口座の種類

 

 

一般口座



 

「一般口座」は年間の取引報告書を自分で作成して、利益が出た分の確定申告を自分で行う必要があります。

 

「一般口座」については下記の記事を見てください。

aki656.hatenadiary.com

 

 

特定口座



 

特定口座は年間取引報告書を証券会社が作成してくれます。

特定口座には「源泉徴収あり」「源泉徴収なし」があります。

 

源泉徴収あり

証券会社が税金の徴収や返還をしてくれるので、確定申告に行く必要がありません。

 

源泉徴収なし

証券会社は「年間取引報告書」の交付のみで、税金の徴収はしてくれません。

なので報告書を元に自身で確定申告を行う必要があります。

 

このように源泉徴収(あり)と(なし)には確定申告を自分でするのか証券会社にしてもらうのの違いがあります。

 

では源泉徴収(あり)と(なし)どんな方におすすめなのか見ていきましょう。

 

 

特定口座源泉徴収あり

株の分配金や配当金、株式取引で売りが確定した時の利益には20.315%の税金がかかってきます。

特定口座源泉徴収ありにすると、自動的に利益が出た時の20.315%の支払わなければいけない税金分を差し引いて、その税金を証券会社が代わりに支払ってくれるのです。

なので確定申告は不要となり、税金を改めて支払う必要もありません。

 

 

 

ではどんな方に「源泉徴収あり」はおすすめなのでしょうか。

 

特定口座には「源泉徴収あり」がおすすめな方

・扶養に入っている方

・会社員や公務員の配偶者

社会保険上の扶養に入っている方

・国民保険に加入している方

・副業を禁止している会社に勤めている方

 

扶養に入っている方



 

扶養に入っている主婦や主夫の方は「源泉徴収なし」を選んで確定申告すると扶養から外れる場合があります。

特定口座源泉徴収ありを選択することで、株式で利益を上げても扶養から外れることはないようです。

 

扶養入るとは

配偶者や親、子供などの経済的支援を受けていることです。

 

 

 

会社員や公務員の配偶者



 

会社員や公務員の配偶者は、配偶者控除が適用されて所得税が軽減されます。

なので「源泉徴収なし」を選んで確定申告をすると配偶者控除が適用されなくなります。

 

ただし、合計所得が1,000万超の場合配偶者控除の適用を受けることはできません。

 

 

 

 

社会保険上の扶養に入っている方



 

社会保険上の扶養とは、年間収入130万円以下の方で会社員や公務員の配偶者の国民年金保険と健康保険の扶養に入っていることです。

主婦の方は自分で国民年金保険料と健康保険料を支払う必要がありません。

もし「源泉徴収なし」を選んで確定申告をすると、扶養から外れて国民年金保険料と健康保険料を自分で支払うことになるのです。

 

 

国民保険に加入している方



 

国民健康保険料は所得によって計算されることになります。

事業所得と株の利益の合計の所得の分の国民健康保険料を支払うことになります。

なので源泉徴収ありにしておけば、税金は「源泉分離課税」となるので、確定申告の対象の所得にはならないので国民健康保険料が安くなります。

 

 

 

 

 

副業を禁止している会社に勤めている方



 

副業を禁止としている会社に勤めている方や株式売買について会社に知られたくない方は特定口座源泉徴収ありの方が安心です。

もし「源泉徴収なし」を選んで確定申告をすると、6月に会社から交付される住民税決定通知書に株式などの取引した分の住民税金額の記載がされてしまうので特定口座源泉徴収ありがおすすめです。

 

 

 

 

 

特定口座源泉徴収なし

特定口座源泉徴収なしは1年間の損益を計算した年間取引報告書は証券会社が作成してくれますが、特定口座源泉徴収ありのように税金は取引の時に引かれていないので、自分で確定申告をしなければいけません。

しかし給与所得や退職所得以外の利益が20万円以下なら確定申告の必要はありません。

 

 

 

ではどんなときに特定口座源泉徴収なしを選ぶのでしょうか。

 

特定口座源泉徴収なしを選ぶ方

 

・他の収入が無い人で株利益が38万円以下の方

・利益が20万円以下の方

・数カ所の証券会社の損益通算したいとき

 

 

 

他の収入が無い人で株利益が38万円以下の方



 

主婦や学生など無職の方は年間の利益が38万円以下では非課税になります。

なので特定口座源泉徴収なしを選んでいても確定申告の必要がありません。

 

 

 

株の利益が20万円以下の方



 

給与収入の方は会社から税金を差し引いてくれるので、利益が20万円以下の場合には確定申告は必要ないです。

 

 

 

数カ所の証券会社の損益通算したいとき



 

損益通算とは、利益と損失を帳消しにすることです。

いくつかの証券会社で取引している時に、利益が出ている証券と、損失が出ている証券があった場合に、確定申告をしてマイナスになった場合、最長3年間損失を繰り越して控除することができます。

 

 

 

最後に・・

自営業で国民健康保険に加入している私には「特定口座源泉徴収あり」を選ぶのがいいのだと思いました。

その他にも初心者の方やよく分からない方は、証券会社で口座を開設する時には、「特定口座源泉徴収あり」を選ぶのがいいのだと思います。

数カ所の証券会社の損益通算したいときにも「源泉徴収あり」を選んでいると特定口座取引報告書を参考に確定申告することもできるので、どちらにしても「特定口座源泉徴収あり」を選ぶのがおすすめだと思います。

 

 

 

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最後までありがとうございました。

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