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【確定申告】個人事業主の青色申告決算書の必要経費の記入例

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確定申告に必要な経費項目一覧(勘定科目一覧)ですが、経費を科目仕分けをする際に勘定科目の何に当てはまるのかわからなくて、迷ってしまったりしていました。

今回は私がやっている青色申告決算書に沿ってどんな経費がどの項目にあれはまるのかやってみたいと思います。

 

 

 

 

 勘定科目とは

 

 勘定科目とは、費用や収益の発生について、わかりやすく記録するために必要な分類する項目のことです。

 

勘定科目を使うことによって、現金がどのように入ってきたのか、どのように現金が出ていったのか、きちんと仕分けをする事でわかりやすくなります。

誰でも帳簿に取引を記載したとしても同じように仕分けをしていれば、誰が帳簿を見てもわかるようになっています。

 

「何にどのくらいの費用がかかっているのか」「かかった経費に無駄はないか」「どの程度の収入が見込まれているのだろうか」という経費の流れもわかりますからね。

なので 勘定科目の仕分けは事業者に取っては本当に大切になります。

 

 

 

 確定申告での必要経費の仕分け

 

 確定申告をする前の準備として、最初に行う作業が必要経費の項目ごとの仕訳になります。

しかし実際にやってみると、申告書に記載されているいくつもの勘定科目の何に当てはまるのか?わからなくて、迷ってしまったりしていました。

なのでどの経費がどの勘定科目に当てはまるのかを説明していきたいと思います。

 

今回は実際私がやっている「所得税青色申告決算書」の画像通りの順番で説明していきたいと思います。

 

白色申告は「収支内訳書」ですが勘定科目の並び方が少し違ってきます。

けれど仕分けをする勘定科目は同じなので使っている経費を当てはめる参考にしていただければと思います。

 

 

必要な経費 勘定科目一覧

     

 

 

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①売り上げ

(1~7)売上(収入)金額、売上原価

1月から12月までの総売上高や売上原価などを記入します。

売上から売上原価を引くと、商品やサービスでどれだけ利益が発生したかを表します。そして売上総利益を求めることができます。

 

 

 

②経費

 

経費を勘定科目ごとに記入します。

 

 

③各種引当金、準備金など

 

貸倒引当金や専従者給与、青色申告特別控除の額などを記入します。

 

④所得金額

 

最終的な所得金額を求めて記入します。

 

 

 

それでは➁番の軽費のところにどんな経費を記載するのか見ていきます。

 

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 (8)租税公課

印紙税、個人事業税や固定資産税、自動車税といった税金など

 (所得税や住民税など事業主個人にかかる税金は不可)

 

(9)荷造運賃

宅配便や郵便物の梱包材や送料など

 

(10)水道光熱費

水道料金、電気料金、ガス料金など

 

(11)旅費交通費

電車賃などの公共交通料金、タクシー代、駐車場代、出張などの宿泊費など

 

(12)通信費

電話代、インターネット料金、切手、サーバー代など

 

(13)広告宣伝費

 名刺、パンフレット制作費、名刺制作費など

 

(14)接待交際費

仕事相手との会食費やお祝い金、贈答品、中元、歳暮代など

 

(15)損害保険料

事業用の火災保険、自動車保険など

(事業主個人にかかる保険料はダメです)

 

(16)修繕費

事務所や自動車の修繕費や事業用の建物などにかかる修繕費など

 

 

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(17)消耗品費

事務用品や電球、USBメモリなど

 (一つあたり10万円以下の消耗品です)

 

(18)減価償却

一つあたり10万円以上の物品、パソコンやカメラ、自動車など、高額な固定資産を一定期間にわたり計上する費用

 

(19)福利厚生費

慶弔見舞金、慰安旅行、従業員にかかる健康診断費や忘年会など

 

(20)給料賃金

従業員、スタッフに支払う給料や賞与

(事業主個人に対する給与などは不可)

 

(21)外注工賃

仕事を外注した際に外注スタッフなどに支払う費用

 

(22)利子割引料

事業用に使う自宅の住宅ローンや借入金した運転資金の支払利息

 

(23)地代家賃

事業用に使う事務所の家賃や駐車場代など

 

(24)貸倒金

売掛金や貸付金等の回収できなくなった損失分の金額

 

(31)雑費

クリーニング代やゴミ処理費用など、どの項目にも該当しない少額の費用など

 

(38)専従者給与

青色事業専従者(家族など)に支払う給料

 

 

 

 その他の勘定科目

 

( 25)から(30)は空欄になっています。

その間には上記にない科目を追加できます。

 

 

科目を別に設定することで、仕訳にくい経費や使用頻度の高い経費をまとめられてわかりやすく管理することが可能になりますね。

 

その他に空欄を利用して設定させている科目には事業によって違います。

 

例えば

 支払手数料

金融機関の振込手数料や振替手数料など

 

車両費

 自動車関連税、ガソリン代、車検代、車両修理費、保険料などの車の関連費用 

 

 

 取材費

 宿泊費、交通費などの業務上に必要な取材費用

 

新聞図書費

新聞、雑誌、書籍、メルマガ、有料情報サイト、図書カード など

 

 

 

私の場合は、会議費や組合費の経費などを「諸会費]という項目にしているのと「支払手数料」を加えて申告しています。

 

 

 勘定科目には沢山の科目がありますが、実際すべての項目は使いません。

同じ自営業事業主さんでも起業の内容によって必要科目も違ってきますからね。

 

 

最後に・・

 

最初の頃は勘定科目に当てはめるのが難しくて迷うことも沢山ありました。

同じ食事でも従業員と仕事相手との食事代の勘定科目の仕分けが違って来るんですからね、そういう微妙な仕分け方で迷うことはただありました。

けれど回数を重ねると段々理解できるようになってきました。

 

 

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